製作裏話
先日「あかちゃんのドレイ。」6巻(最終巻)が発売されまして、感想いろいろいただいてありがとうございます! ひとりひとりお返事できずたいへん心苦しいのですが・・ ひたすら本当にありがとうございます。 最終巻について、制作裏話というか雑談なんですが、二人目産まれたとこでまだまだ続く・・続ければ・・?と言われ、私も続けるべきなのか?といろいろ考えたんですが、6巻に収録されている「上の子ケア」の話を描いた時に、なんというかもう・・ 私があかドレを描いた意味はここにあったんじゃないかというか、 やり遂げたな・・と思い・・ 自分本位で本当に申し訳ありませんが、自己満足で、終結しても良いなと判断いたしました。 下の子が産まれてすぐの心の葛藤というものは、経験者の方なら痛感していただけると思いますが、本当に相当なもので、なぜここがあらゆる育児書やエッセイですっ飛ばされて書かれているのか!?と・・ これは誰かが声を大にして言わなきゃダメだろ!!!と・・ とりあえずここが描けたからもういいなと・・ いろいろ表現の上で未熟な点はございますが・・ そのようないきさつでございました・・。 あんまり私が真面目な話をするのは何ですが、わたし子供を産んで本当に実感したけれど、子供のかわいさって血のつながり関係ないね!! 我が子でも本当に憎くなることがあるし(生まれたての下の子を必死に守ろうとしている時の私は本当に上の子が敵にしか見えなかった)、ほんとに思いもよらなかった感情が出てきます。 虐待する人は自分の子でも他人の子でもするんです(あ、いや私はしてないですけど・・)。 子供がかわいいのだって、間違いなく、人の子でも共に時間を過ごしていればどんどん情がわいてきます。 なんというか・・とにかく「対・人間」てかんじで常に必死・・ そこに「血が繋がってるから~」なんて考えてる余裕はないんだと・・ 子供の頃からずっと「血の繋がりというのは記号にしかすぎない」と思ってきたけど、本当にそうだと自分が産んでさらに確信した次第です。 三人目は?とよく聞かれますが、今のところ産むつもりはないです。 それならば里子を育てたいと本気で思っています(本当は二人目の時点で思っていた・・)。 う~ん、まあとにかく・・出会ってしまえばそれがご縁!!出会い方(私の腹を通るか通らないか)は関係ない!! 人 ・ 間 ・ 愛 !! ...